2013年2月10日日曜日

Antediluvian /Through the Cervix of Hawwah


カナダのブラッケンドデスメタルバンド(ブラックメタル要素のあるデスメタルということだと思いますが…)の1st。名門Profound Loreより。
バンド名Antediluvianはこんな意味だそうです。(weblio英和辞典より)
【形容詞】
1(Noah の)大洪水以前の (cf. deluge 1b).
2《戯言》 大昔の,旧式な,時代遅れの.
【名詞】【可算名詞】
1大洪水以前の人[動植物].
2非常な老人; ひどく時代遅れの人.
[ANTE‐+ラテン語 dīluvium 「洪水」]
バンドの写真がこれ。



なるほど、だから原始人っぽい恰好をしているんですね!納得!
まあ見るからにめんどくさそうなこの人たち音楽性も結構ややこしいことになっています。
基本的には結構速度速めのうるさいデスメタルです。(うるさくないデスメタルだってあるかもしれません。)音の密度が特濃で、やかましいったらないんですが、曲が全体的に最初っから最後まで低音主体で構成されているため派手な印象はないです。
ボーカルは低い。ちょっと聴き取りにくいくらい低いです。前に紹介したDismaのボーカルに一寸似てる。
演奏がかなり特徴的であえて言うならDeathspell Omegaに似ていると思いました。やたら音の数が多く、音の感覚が詰まっていて、うねうねスピードを変えて一秒一秒曲が変化していくような気持ち悪さ(もちろんほめ言葉です。)があります。全体的にオカルト色が強いのも似ているかもしれませんね。異界的な状況を表現したい!という気持ちがヒシヒシと伝わってきます。疾走感があるところは速く、落とすところは落として、かつ気持ち悪いSEが入っていたり盛りだくさん。そんなしつこい曲な割に曲の長さがむやみに長くないのがイイネ!と思います。だいたい3分から5分くらい。気軽に聴けるよ!
こりゃあかっこいいぜ!(今回は全体的に元気良い感じで書いてみました。)

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