2014年11月3日月曜日

Greenmachine/The Earth Beater+3

日本は金沢のハードコアロックバンドの2ndアルバム。
オリジナルは1999年にMan's Ruin Recordsから発売されたものだがレーベルの消滅に伴い廃盤。私が買ったのはタイトル通り3曲ボーナストラックを追加した再発版。2003年にDiwphalanx Recordsからリリース。
前に紹介した「D.A.M.N」がとても格好よかったので割とすぐに買ったのだが、なにかと色々CDを買ってしまって封を開けるのが遅れてしまった。

基本的な音楽性は1stアルバムから変化無し。3人編成とは思えない音圧のスラッジ/ドゥームメタル。前作もドゥームというほどのゆっくり感は感じられないスタイルだったが、今作はそんな前作に比べるとさらに(体感)速度はあがっている。爆走感というか。これは速度は勿論、よりロックンロールっぽさが増した事もあると思う。

前作でもそうだったが、よくよく聴くとドラムが滅茶格好いい。重量級のバスドラの一撃と対照的に手数の多いスネアの連打。うーん、たまらん。
ベースは音が割れまくる直前の様な録音のされ方(もしくはリマスターの結果か)で、腹に響く低音。ぐろぐろ主張が激しい。ギターが結構暴れまくるのだが、ドラムと一体となってリズムをキープしつつ結構えぐい事をやっている印象。
ギターはこのバンドの華でとにかく弾くわ弾くわでお祭り騒ぎのようだ。すりつぶす様な中央〜低音を強調した音質で右に左に弾きまくる。フレーズのお尻にくっついたロックなオカズがとても格好いい。低音主体のリフとよく対を成している。またギターソロもロックでいつつもどこかしらヤバい雰囲気、妙な凄みがあって良い。独特のためのあるリフと疾走感のあるリフ、そしてノイズ満載のフィードバック。3つの使い分け(本当はそんな単純なものじゃないんだろうけど。)で曲を豊かなものにしている。
別に沢山メンバーがいれば一人当たりの負担が軽く分けではないけど、3人ということで演奏の緊張感が半端無い。スラッジ/ドゥーム特有の尻上がりで伸びる様な演奏が、フレーズ毎に演奏陣がかみ合ってこれが醍醐味。それでいて勢いを殺さないところはやっぱりロックンロールだ。
ボーカルは感情をそのまま吐き出すような激情系で、やけっぱち感でいうとEyehategodに通じる感じがある。鬼気迫るところは似ているが、あちらほどの世捨て人感はない感じ。伸びるシャウトが少し掠れているところが男っぽくて格好いい。

さてこうなると3rdアルバムが欲しいところだが、Amazonだと品切れだ…レーベルが同じなのにこれだけ再発していないのだろうか。困ったものだー。
というわけで個人的には1stよりこちらの方が好み。轟音ってこういうことをいうんじゃなかろうか。憂鬱を吹っ飛ばす様なロックンロールが聴きたい人は是非どうぞ、オススメです。

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